F-CONは、ふく射パネルを活用した、無風無音の全館冷暖房システムです。風のストレスから解放された高い快適性を実現します。従来のエアコンでは実現できなかった、空気、睡眠、日常のリラックス等の高い健康性能を誇り、住まいをはじめ、保育園や病院、大型施設などさまざまな場所に導入されています。
ふく射は遠赤外線による自然の熱移動の原理で、空気を介することなく熱が高いところから低いところへ移動します。冬の寒い日に、日光が当たると暖かく感じたり、真夏にトンネルに入るとひんやり感じるのは、空気の温度を飛び越えて、熱の移動が起こっているためです。F-CONは、このふく射の原理を応用して、人だけでなく空間で大きな面積を占める壁や天井の温度をコントロール。空気を動かすことなく、空間全体でより自然に近い心地よさを再現します。
▼体感温度を作る要素
体感温度は実際に人の肌が感じる温度のこと。空気における「心地よさの指標」で、気温の他に湿度、風量、天井や壁の温度などで変化します。F-CONは、オリジナルの内装材と設計の最適化を活用して、体感温度を大きく左右する、壁や天井の温度に効率的にアプローチ。肌で感じる心地よさをコントロールします。
F-CONは、ふく射で人や壁・天井を直接暖めたり冷やしたりするので、大空間や天井が高い部屋でも温度ムラが少ないのが特徴です。エアコンのように風を使わないため、過乾燥もなく、場所によっての暑い寒いなどの身体の負担も少ないので、住宅はもちろん、保育園や医療施設など、より健康性能が求められる場所でも高いパフォーマンスを発揮します。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまるので、温度ムラが発生して体の負担に。 床暖房は大人には快適ですが、常に床に密着している赤ちゃんにとっては低温やけどや冬場の汗疹などのリスクとなることも。
F-CONは空間全体と空気の温度を調節するので温度ムラが無く、身体の負担の少ない環境を実現します。