採用情報

地域発展の担い手として、一緒に挑戦する仲間を求めています。

社員インタビュー②

建築部/平成28年新卒入社

 建設現場では、何十社もの専門業者が出入りし分担しながら建物を作り上げていきます。施工管理とは、求められる工期と品質を満たしながら、安全・確実に工事が進むよう調整する業務。工事の進捗に合わせた各業者の手配や資材の調達、足場など仮設物の設置計画作成、作業状況の記録など仕事は多岐にわたり、毎日の作業がスムーズに進むように采配を振るいます。そこにはパズルを解くような、完成に向かって先を読む力が求められます。入社3年目、仕事に対する想いを聞いてみました。

Q.1 入社のきっかけと、これまでに感じた仕事の印象は?

 大工をしている祖父の影響から建築に興味を持ったことがきっかけで、工業高校の建築科に進みました。そこで先生に勧められて、インターンシップを経験したのが直接の理由です。
 例えば建物の基礎の部分は、完成後は見ることのできない部分ですが、学校で教わって知っていたつもりでも、実際の現場で日々どういう風にして作られるか、というのは入社してから目にしましたから最初は驚きました。完成後は地面の下になる基礎部分や、普通は上がることのできない屋根の上など、この仕事にしか見えない景色がありますね。

Q.2 どんな業務を担当していますか?

 主な仕事は、安全性を確保するための現場の巡視や測定機器を使った作業箇所の位置決め、規格通りに作業が進められているかの確認と記録などです。この3年で多少は現場に慣れて来ましたが、この仕事の奥深さに気づき始めところです。同じ工程でも現場による違いが大きいので覚えることはたくさんありますし、関わる業者が多いので先読みをしていかないとスムーズな調整ができません。少し大きな現場になると50社以上とか、ざっとはわからないくらいの数の業者が出入りします。それをまとめていくのが私たちの仕事です。
 所長をはじめ全員が徹底していますが、安全第一が基本中の基本ですから、自分だけでなく現場全体が事故無く進むように務めています。

Q.3 今後の目標は?

 まだまだわからないことが多く、もどかしい気持ちになることもあるのですが、今は一つ一つ現場で吸収しながら、自ら判断して動けるようになりたいです。そして責任ある仕事を、少しずつでも任されるようになっていきたいと思います。現場の責任者である所長ともなれば先の先まで読んでいますし、深いところまで理解しているので現場の事は私が何を質問しても答えてくれます。自分もゆくゆくはそんな技術者になることが目標ですね。

Q.4 就職活動中の皆さんに、この仕事の面白さを教えてください。

 私自身、最初の頃は図面を見ても正直何もわからなかったんですが、図面と現場を交互に照らし合わる事を続けてきて、やっと少しずつ図面を読めるようになり楽しくなってきたところです。ほかにも足場などの仮設は、建物の最終的な仕上がりまで想像しながら組まないと、のちのち支障になってしまうこともあり難しいのですが、うまく組めたときは嬉しいですね。でも先輩方は仕事のスピードも的確さも段違いに上なので、自分も早く追いつけるよう頑張っています。この仕事は自分の成長を実感できて、そこがやりがいに繋がる、本当に奥の深い仕事だと思います。

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