社員インタビュー④
総務部/平成27年新卒入社
総務部には大きく分けて人事や給与、社会保険など社員に関わる総務の仕事、そして発注者からの入金や下請け業者への支払い、日々の経費の管理など会社の資金を扱う経理の仕事といった、会社が運営されていく上でのさまざまな実務が行われています。また総務部の社員は電話対応や来客受付も担当する「会社の顔」でもあります。
森川組では、その数は決して多くはありませんが、技術・事務それぞれの職場で女性が活躍しています。経理業務を担当して4年目の彼女に女性の働き方などについて聞いてみました。
私の父も建物の解体など土木関連の仕事をしている影響ですね。小さい頃、母親に連れられて行った解体現場の前で「ここでお父さんが仕事をしているんだよ」と教えてもらったことを覚えています。そのうちその場所に新しい店ができたりしますよね、そんなところから建設業界に興味を持ち始めました。
高校に進学するとき商業系か工業系かで迷ったのですが、経理がやりたくて商業高校の会計ビジネス科に進みました。そこで建設業向けの資格があると知って、高校在学中に建設業経理士1級という資格を取得したんです。興味とやりたい仕事が繋がったような形ですね。
総務部では7人の社員がそれぞれ担当業務を持っています。私は毎日の細かな現金の出入りや帳簿の整理、銀行回りなどをしながら、月に1度ある協力業者への支払い日に向けた準備を進めます。その支払い日直前が月の中で一番忙しく、何事もなく乗り切ると達成感というか、毎回ほっとしますね。
1年のうちでは決算が一番大きな仕事なのですが、年に1回しかない仕事なので覚えるのがなかなか難しいです。次の決算、その次、と一つ一つ自分でできる事を増やしていきたいと思います。
試験は万遍なくパターン化されているものですが、実務はその会社によって使う項目、使わない項目があったりと判断するポイントが違うものです。勉強が役に立たないわけではないのですが、実地で覚えていくしかないですね。その点は先輩方がしっかり教えてくれましたので、これまで不安はありませんでした。
あと実は入社当時、来客対応が苦手だったのですが、お客様がいらして最初に顔を合わせる人間の印象が会社の印象にもなるので、慣れるように頑張りました。今では社外の方から「受付が明るくなった」と言っていただけるようになったそうで嬉しいです。
土日も部活に出ていた学生の時とは違って、決まった休みや自由に使えるお金もできたので、仲のよい姉とスポーツ観戦やライブに行くのも楽しみです。私が学生の時は姉が費用を出してくれていたので、その分をお返ししたりもできるようにもなりました。
男性が多いから女性は肩身がせまいとか、そういったことは一切無く働きやすい職場だと思います。たとえば街を歩いていて建築現場を見て「どんな事をやっているんだろう」っていうくらいでも関心があるのなら、その興味が広がって面白いと思えるようなことがあるはずです。男性女性を問わず、ぜひチャレンジしてほしいと思います。